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長野の日本酒について!亀田屋酒造店の日本酒おすすめランキング!

2022.05.23 日本酒のプロ向けお役立ちコラム

長野日本酒_亀田谷酒造店

日本酒とは

日本酒は、主に水・米・麹の3つを原料として、発酵・熟成という工程を経て製造される日本特有のお酒です。日本酒は、縄文時代から弥生時代という太古から存在するとも言われており、非常に長い歴史を持っています。飲料としてだけでなく、料理の調味料として使用される場合もあります。百薬の長とも言われており、適量であれば健康にも良いとされています。
日本酒は、数あるお酒の中でも、原料を発酵させて造る「醸造酒」に分類されます。また、お米の精米レベルで、「吟醸」・「大吟醸」という2種類に分けることができます。一般的な日本酒のアルコール度数は約15%ですが、6〜8%といったようにアルコール度数の低い日本酒を製造することも可能です。
日本酒の味としては、甘口でフルーティなものから、キリっとした辛口のものまで幅広く存在し、味や風味を楽しむことができます。また、日本全国様々な土地で製造されており、それぞれの土地の特色を楽しむこともできます。

長野の日本酒の特徴

現在、長野県には80程度の酒蔵があり、飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈といった3000m級の山岳地帯など豊かな自然と長い年月をかけて大地をくぐり抜け、地上へと姿と表す美しい水に恵まれた長野県ならではの銘酒が多数存在します。古くから、味噌・漬物などの発酵食品が多く食されてきた長野県では、これらの濃い味付けの料理に合うように、穏やかな香り、濃厚な味わいの日本酒が多いという特徴があります。また、特に雪深い白馬や大町などの地域では、甘くもったりとした味わいのお酒が造られてきました。逆に、新潟など海に近い地域では、刺身など魚介類が食のメインであったことから、淡麗な味のお酒が多いという特徴があります。このように、地域の食に合うようにつくられる日本酒の味わいは、食事と密接に関係しています。

日本酒の選び方

・味(甘口・辛口)で選ぶ

日本酒の味には「甘口」と「辛口」の2種類があり、どちらも味わいが異なることから好みが分かれると言われています。基本的には、甘口は濃厚でコクがありフルーティでまろやかな口当たりのお酒が多く、飲みやすい仕上がりになっているのが特徴です。これに対して、辛口はキリっとした爽やかな味わいで、のど越しがよく、すっきりした味わいであることが特徴になります。
日本酒の甘口、辛口の度合は糖分の量によって決定し、糖分が多いと甘口、少ないと辛口になります。醸造におけるアルコール量が多いと発酵が進み糖分量が少なくなるため辛口になる傾向が強くなります。このように甘口、辛口の度合を数値で示す指標としては「日本酒度」というものが存在します。日本酒度がマイナスであるほど甘口になり、プラスであるほど辛口になります。日本酒を選ぶ際は、この日本酒度をチェックして銘柄を決めるのも重要なポイントになります。

・飲み方で選ぶ

日本酒は様々な温度帯で飲み方が異なり、これにより違った楽しみ方をすることができます。それぞれの温度帯での呼び方は下記になります。
5度 :雪冷え
10度 :花冷え
15度 :涼冷え
20度 :冷や(常温)
30度 :日向燗
35度 :人肌燗
40度 :ぬる燗
45度 :上燗
50度 :熱燗
55度 :飛び切り燗

温度帯によって多くの名称があることが分かりましたが、ここでは大きく分けて3つの飲み方についてご紹介致します。

・冷酒


上記のように、温度ごとに名称は異なりますが、中でも雪冷え(5℃前後)、花冷え(10℃前後)、涼冷え(15℃前後)の5〜15度程度の温度帯の日本酒を「冷酒」と呼びます。日本酒は、冷やされることでより華やかな香りを感じることができ、雑味が抑えられる事によってすっきりとした味わいを楽しむことができます。香り高い吟醸酒や大吟醸酒、爽やかな本醸造酒などの日本酒は、冷酒で飲むことがおススメです。冷酒にすると雑味が抑えられる一方、冷やしすぎてしまうと画一的な味わいとなってしまうため注意が必要です。

・冷や


「冷や」は常温状態の日本酒の事を指します。外気の温度に合わせて、冬は冷たく、夏は口当たりの良い温度で楽しむことができます。日本酒本来の味が現れるとも言われており、丁寧につくられた日本酒でなければ美味しく味わうことができないため、日本酒通の方の飲み方であると言えます。冷やで日本酒を飲む場合は、風味や米の旨味などが引き立つ、純米酒がおすすめです。

・燗酒


燗酒とは温めて飲む日本酒のことを指します。燗酒は上記30度以上の温度帯の6種類がこれに該当します。なかでも温度の低いものは日向燗(30℃前後)・人肌燗(35℃前後)・ぬる燗(40℃前後)、温度の高いものは上燗(45℃前後)・熱燗(50℃前後)・飛び切り燗(55℃前後)と呼ばれます。
日本酒は温めることで、まろやかな香りと旨みが引き立ちます。しかし、冷酒と同様にやりすぎてしまうと味のバランスが崩れてしまうため調整が必要になります。様々な温度を試す事で、最適な温度・好みの温度を見つけるようにしましょう。

・香りで選ぶ

日本酒を楽しむ要素のひとつとして「香り」があります。具体的に香りを表現する言葉としては、「フルーティ」「華やか」「爽やか」「ふくよか」「熟成感」などがございます。
「フルーティー」という表現は、果実感のある甘い香りや味わいのことを指します。実際に日本酒にフルーツや果汁が入っているわけではなく、あくまでも例えた表現ではありますが、フルーティな日本酒という表現は、“まるでフルーツのような甘い香りや味わいが楽しめるお酒”という意味合いが含まれています。
「華やか」は、「吟醸香」とも呼ばれる主に吟醸酒タイプの日本酒に含まれる甘い果実のような香りがイメージとして表現されます。心・体に癒しをもたらしリラックス効果も期待できます。
「爽やか」という表現は、酸味が強くスッキリとした香りを指します。柑橘系の果物の風味を感じさせます。口当たりがよく、飲み干したあとも口の中がすっきりとするのが特徴です。
「ふくよか」という表現は、米のうまみやコクを感じる際に使います。日本酒らしく深みのある香りを連想させます。
「熟成感」という表現は、スパイスなどに例えられ、じっくりと熟成させた熟成古酒等に使用します。奥深く重厚でかつ複雑な熟成香で色味としては黄色味がかかっているようなものが多くなります。

・産地、米の種類で選ぶ

冒頭にも記載しましたが、日本酒はその土地ごとの特徴や食文化によって、特徴が大きく変わります。各地域の蔵元で、その土地の気孔・風土を活かした独特の味を楽しむことも日本酒の醍醐味です。食卓のメニューに合わせて日本酒を選択するといった楽しみ方もあります。
また、産地の他には使用する米の種類などによっても味わいが大きく異なってきます。長野県の酒米としては「信交190号」「たかね錦」「金紋錦」「しらかば錦」「美山錦」「ひとごこち」などが存在し、これらは高品質な酒米として知られております。

亀田屋酒造店のおすすめ日本酒ランキング

1:アルプス正宗 純米生原酒 720ml

価格: ¥1,485 (税込)

令和3酒造年度の新酒第1号となる、純米生原酒です。長野県松本市島内地区の川舩ふぁーむさんに栽培していただいた「ひとごこち」を100%使用して醸しました。べたべたと甘いだけの純米酒とは一線を画した、きりりと締りのあるお辛口の純米酒です。生原酒ですので、純米原酒の素顔ともいうべきすっきりとした中にもコクのある味わいです。お料理との相性も抜群で、鍋物や焼き魚などに最適。

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2:アルプス正宗 純米吟醸中取り原酒 720ml

価格: ¥1,980 (税込)

北安曇郡松川村のまるやま農産さんで契約栽培していただいた“特別栽培米”美山錦で醸した純米吟醸を搾る際に、「荒」「中」「責」と順に出てくる中から「中」の部分だけを採取した、こだわりの純米吟醸原酒です。リッター数で区切るようなことをせず、都度杜氏が味を確かめながら「これぞ中取り!」と言える部分だけを選び抜きました。そんな杜氏の「五感」に委ねられた味わいはまさに絶品。また、搾った後にもこだわりを詰め込み、搾ったままの原酒にすることで濃厚に、温度管理を厳格に行うことで繊細な味わいを実現しました。1本の醪(もろみ)から少量しか採れない貴重なお酒です。ぜひ、ご賞味ください。

※お届けは常温便にて発送しますが、お手元に届きましたら必ず冷蔵庫にて保管してください。

☆ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021金賞受賞

▼「商品の詳細ページはこちら」▼

3:亀乃世 本醸造生原酒 720ml

価格: ¥1,375 (税込)

2021年収穫の新米で醸した、寒造りの本醸造生原酒です。搾ったそのままのお酒を無濾過で瓶詰めしているので、フレッシュ感溢れる刺激が口の中に広がります。アルコール分19%の濃厚な味わいで、一口飲めば突き抜ける刺激が楽しめます。後に残るくどさはないので、飲み込んだ後に「もう一杯!」とグラスに注ぎたくなるほどスッキリとしています。アルコール分の高さが気になる方には、オンザロックもオススメ。味が薄まることなく搾りたての旨みをしっかりと満喫できます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。長野県の日本酒の特徴や選び方などについて詳しく解説してきましたが、これをきっかけに興味を持っていただけると幸いです。弊社亀田屋酒造店では、様々な商品がございますので、気になる方は是非一度ご覧ください。

▼亀田屋酒造店の公式オンラインサイトはこちら▼

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